…その程度っていうか、私だって大人だし…それくらい、別に気にすることじゃないでしょ。
(年下らしい優くんの雰囲気に少し慰めたくなるけれど、あくまで一線を保とうと少し見栄を張る)
もう……そんなこと言ったら、紗由ちゃんが可哀想だよ?
でも、私は優くんのお姉ちゃんみたいなもんだし、私は優くんのこと弟みたいに思ってるから。ね?
(トマトを摘む指先や、食べる唇にいちいち色気を感じてしまいながら)
(うってかわった可愛いお願いに少し警戒心を解くと、はいはいとケチャップを手に取って)
まだまだ子供なんだからー。
どう?可愛くできたと思うんだけど。
(お皿にはみ出すようなハートマークを書くと、中にYUと名前を書いてから優くんへ視線を向ける)
私のおかげなら、感謝してもらわなきゃwお礼は駅前のケーキで許してあげる。
(普段通りに戻った口調で軽口をたたく)