(驚いた表情の優くんを見ると嬉しそうに小さく首を傾げて)
油断大敵だよ?
んっ、ぁ……んぅっ。
(唇が触れる度に吐息が漏れて、口の中に入ってくる舌に翻弄されると、きゅっと優くんの服を掴んで)
……はぁ。
もう。仙奈のが好きだもん。
(キスだけでふにゃふにゃになっちゃいそうな顔を隠すように額を優くんの体に当てながら呟く)
っ……いちいち照れさせないで。
(甘やかすようなことばっかり言う優くんに困ったような赤い顔で見上げて)
えっと、ん……温泉、行く。
優くんの手、悪いことしそうだもん。
(背中を抱く手で逃げられない中で、お尻への刺激に小さく身悶えながら、じとーっとした責める視線を向ける)
……タオルとか、用意してくるね?
(悪戯な手から逃げるように小さく胸板を押して離れようとして)