絶対に逃げないから必要ない必要ないって
(首を大きく横に振りながらも、仙奈のじっとしててにシュンとしてしまい)
(リードが着々と付けられていく中で絶望感を感じながら)
それは絶対にないから、今すぐ外してください
(何とか頼み込んでみるものの、カチャっとリードが装着されたことに気分は一気に落ち込んで)
分かりました…仙奈様がそう言うのなら、ありがとうございます
でも、いじめるのだけは許してください
犬の真似でも猫の真似でも何でもしますから
(指先で頬を触られるとビクッとして、そこから顎までなぞられるとゾクゾクしたものが首筋を走り)
そういうのは…やめてください
お手でも何でももっと他のことをしますから
(喉をくすぐられると一層気弱になって全身から力が抜けてくるような気分になる)