>>659
直希さまへ
お帰りなさいませ、直希さま。お仕事、お疲れさまでした。
昨夜は、ほとんどお話ができず、失礼いたしました。

『護られなかった者たちへ』は、社会派ヒューマンミステリーを得意とする原作者の小説を、
『64-ロクヨン-』の監督がメガホンを取った作品で、なかなか見応えがありました。
東日本大震災で家族を失った登場人物や、生活保護制度の問題点を描いていて、
良く言えば「重厚」、悪く言うと「重苦しい」物語ですが、直希さまの好みには合うと思います。
ただ、最後…どのように犯行が行われたかの、種明かしをするシーンで、
必死に抵抗する被害者を押さえつけ、スタンガンで気絶させる場面では、
「これだけ揉み合えば、指紋や毛髪など、犯人の手がかりが残るはず」と、少々不満でした。

『DIVOC-12』は、日本映画が好きで、応援したいと常々思っております私ですから、
お布施のつもりで観て参りましたが、これは本当に「観に行って良かった!」と思いました。
ショートフィルムよりも長編作品の方が好みに合いそうな監督を認識したり、
他の作品を観てみたくなった監督を見つけたりして、様々な発見がありました。
そうですね…ホラー系は、まるでダメな私ですが、もしかするとゾンビ映画なら、
ちょっと観ることができるかもしれない…と思いました。
もし直希さまがご覧になりましたら、好みに合った作品など、お話ができますと楽しそうです。

土曜日には、『マイ・ダディ』と、『僕と彼女とラリーと』という日本映画を観て参りました。
『マイ・ダディ』は、妻に先立たれ、男手一つで育ててきた娘が白血病と診断されたことから、
娘の命を救うために、走する父親の物語です。
この作品は感動しましたし、泣けました。せひご覧いただきたい一作です。

『僕と彼女とラリーと』は、若い頃にラリーへ打ち込んで家族を顧みなかった父親が急逝して、
自動車整備会社の実家へ戻った主人公が、周囲の人々と一緒にラリーへ挑戦する物語です。
ストーリーは強引な感が否めませんが、林道(?)を爆走するシーンは圧巻です。

明日は、いよいよ納車ですね。
安全運転で、良きカーライフをお過ごしくださいませ。
直希さまを抱きしめ、頬にキスして、髪を撫でながら、休みます。
ぐっすりお眠りになって、明朝すっきりとお目覚めくださいますように☆
お休みなさいませ、大切な直希さま…きゅっ…ちゅ…なでなで…。