わあ。すごいねっ。バーテンダーさんみたいっ。
(きれいな色味のジュースが注がれるのをキラキラと見つめて)
無理してないもん。
眠くなったら言うからー。それとも、早く寝てほしいの?
(ぷいっと横を向いて拗ねてることをアピールする)
(差し出されたグラスに自然と視線は戻って、二つのストローに真っ赤になると)
ありがとう。でも、えっと……
(普通に飲む優くんに釣られるようにストローを口元に持ってくると、顔が近づいて)
(少しだけ口に入れるけど、味も分からないまま飲み込む)
……キスするより恥ずかしい、もう。