>>584
【ありがと。それじゃ、今回は甘えさせてもらうね】

(仙奈の砕けた言い方に少しほっとしながら、想いはますます昔に戻り)
ああ。仙奈も元気そうだね

(懐かしくもある反面、神の道を進む者としての罪悪感も感じながら)
いつかはね。でも、どんな国かも分からないし、どんな危険があるかも分からない

(この先の不安を思うと少し寂しさも覚え)
ありがとう。仙奈は相変わらず優しいね
この道に進むべくして進む人だったのかも

(仙奈に優しい言葉をかけながら、自分の気持ちも落ち着けようとするが)
最後に会ったのはいつだっけ?

(仙奈の寂しいという一言に心は逆らえず、立ち上がると仙奈の前に立って)
あのときより仙奈はずいぶんと大人になったし、その…
(綺麗になったという言葉を言えず、代わりに仙奈の肩に手を置く)