気をつけて帰りなさいよ、じゃなくってですね。
そんなスーツのまんまで、シワになっても知りませんよ。
はいお水。飲めます?
(ベッドに寝転がってひらひら手を振っている上司を抱き起こし、キッチンで汲んできた水を飲ませる)

これ飲んだらちゃんと着替えるんですよ。
まったく、若手の連中にもこれくらい隙を見せてやりゃいいのに…
(背中を撫でながら、ゆっくり水の入ったグラスを傾ける)