犯罪を未然に防ぐためには、怪しいものは確かめる必要があるんです。
これも市民の安全のためですから。
(習ったとおりの理屈を並べて、正当性を押し通そうとする)
そんなわけないでしょう？
いい加減なことを言わないでくださいっ。
(侮辱するような言葉に顔が熱くなって、感情的に声を荒らげる)
やっ、やだあっ…！
(優くんの行動に抵抗を試みるも力では敵わなくて、後ろ手に縛られると恥ずかしさと悔しさで目が潤み)
っ……早く、解きなさい。
今なら、公にはしないであげますから。
(見上げる形になると、少しでも視界から隠れたくて、脚を曲げ体を小さくしながら言葉だけ強気に返す)