……まあ、別に。
これくらいじゃ、仙奈だって分かんないと…思うし。
(優くんの挑発的な言葉に、思わず乗っかって)
っ……そうかもしれないけど、きゃっ!
もう!不意打ち、だめ。
(再び撮られると、その音にすらびくっと反応して顔が赤くなる)
(反論する間もないうちにスマホを手渡されると、泣きそうな顔で優くんと画面を交互に見て)
(上からのアングルで、開いた胸元から谷間が写った恥ずかしい写真が視界に入り)
……簡単、だもん。
「こんばんは。ハロウィン、楽しんでますか?
わたしも、コスプレとハロウィンカラーのオレンジのえっちな下着を着て楽しんでいます。
もっと、見てね。」
(無言で何度も顔を画面から背けながらも、なんとか打ち終わると、勢いで投稿ボタンを押して)
はい。もう、これで分かったでしょ?
(逃げたい衝動に駆られるくらい恥ずかしくて、優くんにスマホを押し付けるように返す)