>>153
い、っ……ん、やぁっ…!
だめ、もう……優くんばっか、ずるい…っ。
(すがるように握ったシーツが皺を作って、声を我慢しようと口を閉じる)

(熱に浮かされたような感覚の中、潤んだ瞳と上気した頬、だらしなく開きかけた唇、隠しきれない表情を覗きこまれて、恥ずかしさに目をそらす)
っ……!

やっ、なにして……
(あっさりと起こされた体を抱きかかえられると驚いて)
(言葉に促されるように視線を向けると鏡の中には、普段見たことのないような乱れた自分の姿が写り)

いやっ……ちが、ちがうのっ…
(はしたなさを実感させられるようで顔を背けているうちに服が脱がされて)
(守るものがなくなった胸を優しく持ち上げられると)
んっ、も……まだ、焦らすの…?
(核心には触れてくれない意地悪な動きに泣きそうな声でつぶやく)