・・・ごめんね・・・。
(今までの想いを吐き出すかのように言葉を続けるお義父さん。これもいつものことだけど、申し訳なくも思っちゃう。もしも
実のパパが分かっていたら、お義父さんのところには来なかっただろうから)
・・・そう、夢だから・・・。
(でも沙耶香には夢じゃない。お義父さんは朝には忘れてるけど、沙耶香の中には愛された証が残ってた。妊娠するかも
しれないって気持ちはあるけど、それ以上に・・・)

・・・うん、善郎さんの好きにして・・・。
(抱きしめられたまま、グルリと体勢を入れ替えられちゃう。今度は沙耶香がお義父さんの下になって、背中にフトンの
温もりを感じて・・・)
・・・、
(そっと、目を閉じます・・・。少しだけ唇を突き出して、受け止めるように・・・)