……!!
(本を物色しながらブツブツ呟いていた男性の声がはっきり自分が手にしている本のタイトルを読み上げて、飛び上がりそうなほど驚いて)
(しかし、まだ探している様子で尋ねられて、それが読み上げられたのではないことを悟って)

えっと…あの…

こ、これ…ですか?
(どうしたらいいのかわからずに顔を赤らめたまましばらく唇を噛んでいたが)
(やがて本を閉じ、オドオドとした様子で読んでいた本を男性に渡そうとする)