やっ、でも、チューリップのためだと思ってたからっ。
(正当性を主張しようと言い訳して)
っ……もう、知らないっ。
(脱ぐ行為すらも楽しまれていることを告げられると、そこも見られていることを意識してしまって)
(余計に恥ずかしさを覚えて、それだけでドキドキが止まらなくなる)
んっ、見るなばかあっ。
覚えてるけど……今日はたまたま紫だっただけだもん。
(カメラを向けられるたびに、どこを見られてるかが具体的に分かって)
(見られてると思うことに感じてしまう自分が恥ずかしく思えて、泣きそうになる)
え……ちがうの?
(まだ終わりじゃないことを告げられると、びっくりした顔で優くんを見つめて)
(更に脱いでいくことを要求されると、恥ずかしさをごまかすように非難して)
……そんなポーズほしいなんて、変態です。
(視線を服に移すと、言われるがままに下着に両手をかけてゆっくりと膝まで下ろして)
っ……ん、もう……
(スカートで恥ずかしい所が隠れていることが唯一の救いでホッとする)
(次にブラウスへと手を伸すと、すべてのボタンを外して)
(背中に手を回しお揃いのブラのホックを外すと、左側を先に押し上げる)
やっ、ん……
(現れた胸の先端は勝手に硬さを増していて、羞恥に目を逸らしたくなりながらも右側も同じように押し上げて)
(はしたない格好を写真に残されていることは恥ずかしいのにゾクゾクとした気持ちよさも感じて)
(優くんの方を見れないまま、両腕で顔を隠すと)
……もう、無理。これで限界ですっ。
写真も…全部消して。