>>307
(山間から次第に街に近づき、道沿いにも灯りがポツポツ見えるようになり)
うん、ずっと星の合間に葵が浮かんでた。
寒かったけど、葵の温もりが嬉しかったよ。

また来ようね。
寒くなるともっと綺麗に見えるよ。
その前に葵と秋も楽しみたいし、冬も春も、そして二回目の夏も、ずっと、ね。
(手を葵に向けて握り返すよう誘って)

葵と一緒にいる時間って、やっぱ俺には居心地がいいな。
(そんなことを話している間に家に着いて)

早く一緒に布団に包まろっか。
葵とぬくぬくしたい。