>>3
(仙奈がこちらを圧迫するように体を寄せてきたので慌ててたじろぎ)
そうじゃないって!あの頃みたいに無邪気に話でもしようってこと

(ベッドに両肘をついて体を後ろに反らしながら)
仙奈さんが変だからそれを治そうとしてるだけで逆らってなんかないじゃん

(間近で見下されていると気持ちがどんどん怯んでしまい)
なにわけ分かんないこと言ってるの?指導ならもっとちゃんとしてくれないと

(伸ばてくる仙奈の指先に目は奪われポカンとしたまま口の中に入れられると)
ぬぁっ…ぬぁんてことぅを…

(舌を触られて呂律が回らなくなりながらも)
んっ…んぐっ…やっ…やめっ…

(なんとか抵抗しようとするけど弱点を掴まれたように舌を弄られるにつれて気持ちは萎えていき)
(唇からだらしなく唾液が垂れているのを分かっていながらもされるがままで目は虚ろになり)
(ぼーっと仙奈の顔を見つめたまま口の中から指を抜かれる事でようやく我に帰り)
いいよ、俺は仙奈さんに気に入られたくなんてないし。それにお願いだってないから

(顔を横に背けると目を下に落としてベッドの上を眺めながら黙り込み)
良いことって仙奈さんがしたかっただけじゃないの?

(そしてほんの小さな声で呟くと突然耳を優しく噛まれ驚いて目を見開いてから)
ほらっ、やっぱり…。仙奈さん、本当に痴漢されておかしくなっちゃったんじゃないの?
俺の知ってる仙奈さんはこんな人じゃなかったよ…