(思いがけない言葉に驚きながらも、嬉しい気持ちが顔に表れて笑顔で佑子さんの後を追うようにリビングに通される)
そんなお構いなく、それよりも俺の話を
(キッチンに向かい支度している佑子さんの側に近づき手を掴む)
佑子さんが拒否してるのは…分かっています
でも…俺…佑子さんに会った日からずっと…好きなんです
友達の母さんを好きになるのはダメな事なんですか?
(力強く佑子さんの手を引き、引き込むように抱き締める)
俺を子供扱いしないで下さい…1人の男として
見てくれませんか?
(佑子さんの耳元で切なく囁く)