(紗友さんの隙を逃さないように、口を覆っている手に顔を近づけて)
本当ですか?その答えはまるで詐欺師のような便利な答えですけど。
(試すように耳朶を軽く引っ張りながら)
今はどんな気分ですか?イラッときたのならば、すぐに離しますので。
(ニコッと笑って、指を離し、身体も起こすと)
僕はこれが精一杯の意地悪です。
拍子抜けしましたか?物足りないならば、もっとがんばるので言ってください。
当然、迎えにはいきますけど、それからどうするかは相手次第ですよ?
催淫剤が効いてしまったからといって、我慢できずに一人で堕ちてたりしてたら、そのまま放置して帰ります。
紗友さんはそんなことにはならないでしょうけど。
(チラッと腕時計を見ると)
ごめんなさい。もっと深くシチュのことなど話したかったのですが、時間がなくなってしまいました。
ここで先に落ちさせてもらいますね。
もしよかったら、またいつかお話させてください。
伝言していただけたら返事しますので、今日は本当にありがとうございました。
(ベッドから立ち上がり、残念そうな顔で一度振り返ってから、部屋を出ていく)