>>526
ははっ、偶然だね。俺もずっと、葵のそばにいるだけで心臓が破裂しそうになるくらい、ずっとドキドキしてる。
(持っていかれた指の先で、月明かりに煌くように見えた唇を右から左へそっとなぞり、葵の頭の後ろを支えながら優しくソファーの座面へ身体を押し倒し、葵の表情を見下ろし)

俺の大好きな葵の顔を、もっと見せて。
(愛すべきその光景にごくりと喉を鳴らし、そっと顔を近づけ、触れるか触れないかの距離で葵の息をしばらく感じて、ゆっくりと唇を重ね)

ちゅっ…………。好きだよ、会いたかった。
あおいっ…