(コテージに着くと、デッキのベンチに紗友と並んで座って)
ううん。こっちこそありがとう。俺もすごく嬉しいんだけど…。
(手ばかり見てなかなかこちらを見てくれない紗友の横顔を見ながら)
そうだね。少し緊張するね。
でも、どうせ恥ずかしくて俺の顔を見れないんだったら…。
(紗友の身体を引き寄せて抱きしめると)
このほうがよくない？これなら寒くないし、緊張も早くほぐれそうだから。
(紗友の肩に顔を乗せながら)
飲み物か。そうだね。ほとんど飲むのは、お茶、コーヒー、紅茶、烏龍茶のどれかかな。
へえ。前は俺もいちごオレたまに飲んだけど、そうなんだ。
小岩井のだとコーヒー牛乳しか飲んだことないかも。
コーヒー牛乳も雪印の定番のに比べると、本格的というかコーヒー感は強いよね。
だったら牛乳を混ぜるといいのかな？それはまたちょっと違う？
(紗友の耳元で優しく囁く)