>>720
(一口食べて嬉しそうな紗友の姿にこちらも幸せそうな顔になり)
どう?おいしい?
よかった。うん、俺もいただくね。

(持っている黄金色の芋にかぶりつくと)
うんうん。ほんとホクホクしてておいしいね。
でも、この寒さだとあっという間に冷めそう。

(ちょうど食べ頃の温かさになったお芋を紗友に手渡してから、残った片方をあっという間にたいらげて)
へえ。焼き芋の歌なんてあるんだ。初めて聞いたよ。
俺は焚き火といったら、垣根の垣根の曲がり角しか思い浮かばなかったけど。

(紗友が食べ終わるのを待ちながら、消えていく火を少し寂しそうな目で見て)
ん?俺の苦手なこと?
そうだなー、エッチかな。
エッチが苦手で困ってるから、紗友には特訓相手としてこれからいっぱい頑張ってもらうからよろしく。
断ろうとしてもダメだよ。今さっき頑張るって言ったばかりなんだからね。

(消え終わるのを確認すると、側にあったバケツに入った水をかけて完全に火を消してから)
それじゃ、そろそろ中に入って寝ようか。
(紗友の肩を抱くとコテージの中へ入っていく)