(紗友さんと並んで朝日の降り注ぐ白樺に囲まれた林を歩きながら)
名前につられて急いで来てしまいましたけど、ここはホテルじゃなくて普通に湖畔なんですね。

(左を向くとその奥にはキラキラの光る湖畔が見えて)
でも、こうやって朝の散歩もいいのですね。他に人もいませんし、のんびりできます。

(眩しそうにそちらを見てから、紗友さんを見ると)
すみません。本当にお待たせしてしまって。
(我慢できずに両手を紗友さんの両肩に添えて、身体を少し斜めに傾けながら、ゆっくりと顔を近づけて、紗友さんの唇に唇を重ねていく)