>>500
葵のことだけ。葵のことしか見てないし、見えないよ…。あっ…、
(キスで主導権を取っていたつもりが先に唇を離され、潤みを含んだその唇と細い指先で愛撫されると、思わず溜め息とともに声が出てしまう)

(それでも葵にこちらからも触れたくて、髪の毛を優しく指でなぞり、背中に指先を立てて何度も腰から肩に向けて滑らせて)

葵、あのっ…、きもちいっ……すき、もっと…してっ
(軽く目を瞑り、気持ちよさに委ねて)