そうでした。なんかね、翔真くんに会ったからすごく安心して済んだ気持ちになっちゃった。
うー……ありがとうございます?…なのかな。
えっと……飼われちゃうみたいに鎖で繋がれるのも、大の字とか、拘束具で全く動けないのとかも惹かれちゃう…かも、しれないです。
枝飛んでくるの怖いね。本当、全然遠いのに不思議。
うん、気をつけるね。心配させるのもやだもん。
そっかあ。でも、たしかに分かんないままでもいいです。紗友だけ分かってたらいいの。
ちが…、そっちじゃないっ。
(赤い顔で否定すると、翔真くんの手がバイブに伸びて顔が強ばり)
んっ、や……もう、分かったから。
(頬に触れる絶妙な硬さに恥ずかしさから目を伏せる)
(顔を上げられないまま犬耳を取り、頭につけて、首輪まで着け終わるとスカートの裾を握りしめて)
……っ、ほら、着けたでしょ。次は翔真くんが、うさ耳つける番だよ?
(そわそわと落ち着かないように頑なに顔を上げないまま促す)