え?や……あっ、そういう意味は、考えてなかったもん。
(意地悪な言葉により赤くなると、羞恥に目を潤ませて逃げるように顔を背ける)
っ……ん、あんまり……見ないで。
(じっくりと見られれば、視線だけでゾクゾクとした快感が体を走るみたいで)
まっ…や、ちょっと……っ。
(冷たい金属が手首に触れると抵抗する間もなく、拘束されて)
(隣の部屋へと消える翔真くんを不安げに見つめる)
あっ……ブルース・ブラザーズ?
ううん、映画はあまり詳しくなくて…悪い人の話なの?
(戻ってきた翔真くんの少しいかつめな格好に思わず後ずさりながらたずねる)
ひゃんっ!
……っ、ん、あ……逆らわない、逆らわないからっ。
や、ねえ……恥ずかしい…です。
(手を塞がれていることでろくに抵抗もできないまま押し倒され)
(髪の毛を掴んで顔を上げられれば、この状況にドキドキしてしまってるのがバレる気がして目を伏せる)