えー?んー……どんなのかなあ。眺めが良いところでしょー?
(翔真くんの問いかけに少し首を傾げて考え込む)
(ドアが開かれると、大きな一枚ガラスの奥の水槽で色鮮やかな熱帯魚達が優雅に泳いでいて思わず息を呑む)
っ……すごーいっ!
ふふふ。いっぱいだね。あ、これかわいい!あ、ニモもいるー!
(近づいていけば、よりはっきりと見える魚達を眼前にして一緒にベッドを腰掛け)
(青紫っぽい小さな魚や、オレンジに白縞の有名なあの魚もいて、指差しては楽しそうな顔を翔真くんに向ける)
ふあ……すごいね。全く予想してなかったから、本当に嬉しいです。連れてきてくれてありがとうっ。
(少し首をそらして上の方まで眺めると感嘆の声を漏らして、ぎゅっと改めて翔真くんの腕に横から抱きつく)