置きでレスする人のためのスレinスレHエロ会話板
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・紛らわしくないように名前やトリを推奨、レスアンカーもつけて下さい。
・複数のペアが同居している為、くれぐれもアンカーミスなどないよう気を付けて下さい。
※前スレ
置きでレスする人のためのスレinスレHエロ会話
https://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/sureh/1290070518/ あらすじ
舞衣17歳は父の親友冬司に10年以上片恋をしている
其の間に冬司は結婚もしたが、現在は浮気した妻の出奔により一人暮らし中
もうすぐ婚姻年齢に達する舞衣は意を決しこの機に乗じようと泥酔の冬司とデートの約束を取り付け家を訪問
ぐいぐい押すが躱され怒りと悲しみのままその唇を奪うのである >>3
こんなレスの置き方は専スレの使い方じゃないんですか? >>4
誤解を招くような事をしてしまい申し訳ありませんでした
そのような事はありません
以後気を付けます
ご忠告ありがとうございました >>3
舞衣ちゃんの唇が僕に触れた。
重なり合うというよりは、ぶつかり合うように触れた唇。たまたま偶然に触れただけなのか、動揺する頭を落ち着かせようとするも、次の瞬間には舞衣ちゃんは泣いていた。
ただでさえ女性の涙は辛いのに、17歳の少女の涙には酷く胸を抉られる。
涙に狼狽える自分の手が今にも舞衣ちゃんを抱きしめそうになるが、中途半端に宥めた所で余計に傷を付けるだけだ。
戸惑う両手を中途半端にかざしたまま見やる事しか出来ずにいた。
涙を流す舞衣ちゃんはとても痛ましく、可哀想で、そしてあまりにも女らしかった。
つい今まで涙に困惑していたのに
これは一体全体どういう事だろうか。
触れてはいけないとずっと堪えていた手がとうとう伸び、舞衣ちゃんを腕に抱きしめた。
『…泣かないで』 >>6
狡い。狡いなあ。わたし
こんなふうに泣いたら、こんなふうに泣かれたら
余程の鬼畜や外道じゃなかったら
ううん。ただでさえ優しい冬司くんなら
それでもしばらく戸惑ったその腕はようやく諦めたようにわたしを包んだ
冬司くんの胸に埋まりながら、背中に手をまわしぎゅっと抱きしめる
冬司くんのシャツに吸われた涙はそのまま
泣かないで…という冬司くんの声が耳に届くより前にあまりに簡単に乾いていた
そしてそのあとに続く言葉を、温もりと心音の中で待ってみた
が、そう簡単に先に進む冬司くんだったらわたしはこんなに拗らせてはいない。
わたしは胸の中から顔をあげると、まだ戸惑う表情で固まる冬司くんに伝える
「舞衣を見て…」
言葉を発すると、さっき乾いた筈の涙なのにまた目が熱くなってきた
「舞衣だけを…なんて言わない。」
駄目だ
泣き落としにしたいわけじゃないのに
「身代わりでも…いいから」
またその胸に顔を埋めて、くぐもった声で
「舞衣のことも見て」
それだけ伝えるとなんかすごく自分が惨めにも思えてきて熱くなってくる目はかたく閉じたまま冬司くんのシャツに押し付けた 女も女だわ
ルール守れない子どもはここ利用できないんだけど これ、他の人が使えると本当に思ってるの?
未来指示みたいな名無し形式でもないし、無理っしょ >>7
舞衣ちゃんの涙でシャツの胸元が濡れた。
舞衣ちゃんの涙はとても熱かった。
『身代わりでもいい』と、一度こちらを向いた舞衣ちゃんの言葉が胸に突き刺さる。
来る日も昨日の事のように思っていたが、結子と別居をしてからもう一年以上が経過していた。
嫁に逃げられた惨めな男に涙を流す舞衣ちゃんにほだされたのか、あるいは舞衣ちゃんに女を見てしまったのか、ただの気の迷いなのか、答えは出てこない。だが、一つ分かる事は、結子を待つ事に疲弊していた。
そして意識的なのか、無意識の中なのか、それすらもはっきりとしないが、僕は今間違いなく、舞衣ちゃんとキスをしたいと思っている。
舞衣ちゃんの背中に回していた手をうなじまで這わせ、腕の中でうずくまる舞衣ちゃんの小さな頭を支え起こすとゆっくりと視線をあてる。
そしてまだ幼さの残る唇に口を寄せていく。
この時スマホの着信音さえ鳴らなければ、僕は舞衣ちゃんにキスをしていただろう。着信の相手は会社の同僚だったが、張り詰めた空気に響いた着信音にはっと我に変えり、そして次の瞬間には、舞衣ちゃんを突き飛ばしていた。
…何て事をしてしまったんだろう。それこそ我に変えり、倒れ込んでしまった舞衣ちゃんに駆け寄ろうとするが、膝を床に付けようとしたところで所で足を止め、立ち竦んだ。
舞衣ちゃんが18歳だとして、僕は舞衣ちゃんに恋愛感情を抱くのだろうか。いや、舞衣ちゃんは親友の可愛いらしい子供でしかない。
ずっとそうだったはずだ。
なのにも関わらず何故こんなにも胸が騒ぐんだ?
どうにもならない、どうしようも出来ない顔を舞衣ちゃんに向け
『…舞衣ちゃん…ごめん。…もう帰って。』 >>12
なんでsage進行なの?
他の組にも利用してほしかったらageないと誰も来ないよ
そうでなくとも来ないのに スレを上げたという事はあなたは募集しているという認識でよろしいでしょうか?
あなたが男性であるならお話からお相手していただけませんか? >>12
a
其の一
静寂のままに、冬司くんの腕が背中から動いた
また、引き離されてしまうのかとわたしは身構えたがその手はゆっくりとわたしのうなじに触れ、そのまま顔を起こされた
不安な気持ちの中、かたく閉ざしていた目を開けると、至近に冬司くんの顔があって心臓が今更ながらに激しく脈打つ
こここここの距離
この傾き
わたしは急いでもう一度目を閉じ、その傾きに合わせるように待ち構えたその時
心臓が爆発するかと思った
どこかで実は潜んでいる結子さんが鳴らしたんではないかというタイミングで冬司くんのスマホが高らかにその着信を告げた
まさか結子さんから?とわたしが考えたかどうか
定かではないほど瞬間に、わたしは冬司くんから拒絶された
…どうせなら、ベッドに向かって突き飛ばしてくれたらいいのに
そんな気遣い(?)をしてくれるわけもなく、壁にバウンドしてわたしは力なく床に倒れた
一瞬スマホの画面を見た冬司くんの表情から、相手は結子さんではなかった模様
でも…へたれこんでいるわたしに手を貸すこともなく、冬司くんは帰れという。 >12
a
其のニ
どうして?
どうしてこうなった?
今日は…冬司くんとらぶらぶデートの筈だったのに。
少なくとも、もう、ちょっと。
ほんのちょっとだけでも意識してもらって、近寄りたくて
笑った
笑った顔が見たかった
その笑顔をわたしに向けてもらいたかった
そんな些細なことでよかったのに
どうして、欲張った?
どうして…どうして今、こんな悲しい顔に冬司くんをさせて
なのに、何故、わたしは言えない?
帰れ。素直に帰れ。
これ以上、冬司くんを傷つけないために帰れ。
心はそうブレーキをかけるのに
「…やだ」
泣くな。そう思って、ここは堪えるのにでも
「帰らない」
口がそう言ってしまうのは止められなかった >>12
b其の一
冬司くんの目はいつも優しい
ずっとずっと優しい
でもそれは
ペットを愛でるその視線と大差ない
違うの
違う
そりゃもちろん…プロポーズした幼稚園の頃にそんな気持ちがあったとは思えない
だけど、これだけ長い月日想ってきたら
その心も身体も変化する
予想よりも伸びた背に、予想よりもメリハリつかなかった色気のない身体だけどそれでも
「舞衣のこと」女として「見て」
冬司くんの腕の中で、かろうじて言葉にはしなかった文字を抱えて恥ずかしさに静かに悶えていると
冬司くんの手が静寂の中で動き始めた
剥がさないで、無理だから
わたしの身体を気持ちを
ここから引き離したりしないで
手に力を入れてしがみつこうとした刹那
ゆっくり頭を上げられて、自然にわたしの視界も開かれて…その先に、冬司くんがいる >>12
b其のニ
その視線の先に思いがけないほど至近にあった冬司くんのその目は
わたしが初めて見る、わたしを初めて見る男の目だった
心臓が…戸惑いと驚きと千倍の喜びに躍る
もったいないけど目を閉じて、近づく全てを受け入れようとしたその時
鳴り響いた終幕を告げる音
静寂を切り裂いたその音と共に力強くわたしは否定され冬司くんから突き放された
このまま突き飛ばされた先にあった家具で頭を打って死んだら…
冬司くんわたしのこと一生忘れないだろうな
でもそんなものはなくて、
わたしは軽くしりもちをついたに過ぎない
っていうか、そんなことで記憶に遺りたいんじゃない
終幕を告げた音はどうやら結子さんからのものではなかったのがせめてもの救い
冬司くんはわたしを助け起こそうと素振りを見せたものの途中でフリーズした
わたしは立ち上がる気力も尽きて、ただ冬司くんを見つめる
冬司くんの目は…わたしから逸らされ、その口はわたしに立ち去ることを要求する
どうして?
もうその言葉を口にすることは出来なかった
わたしはずるずるとどうにか立ち上がると、返事も出来ずにでも
冬司くんのその願いを叶えた >>12
c
「ホントに?…本当に?」
もはや怯えるかのようにわたしから目を逸らし懇願する冬司くんにわたしはへたり込んだまま問う
「本当に舞衣、帰っていいの?」
そう問いたくせに、冬司くんの唇が動いてしまうその前に
「舞衣が帰ったらひとりだよ。」
言葉を重ねる。
「舞衣が帰ったらひとりだよ。誰もいないこの部屋でひとりだよ」
「帰ってこないから。結子さん帰ってこないから」
「結子さんがぜんぶ置いて出て行ったのはまた帰ってくるつもりだからじゃなくて」
「ぜんぶいらないからだよ。ぜんぶ」
「冬司くんもいらないからだよ」
もはや冬司くんに口を挟む隙を与えずにわたしは
冬司くんを傷つけるだけの言葉をぶつけた
だって…だってわたしも
じゅうぶんに、じゅうぶんすぎるほど傷ついたから
あの瞬間、顔の向きを変えられ、目が合ったその時
わたしは確かに冬司くんの中に入り込んだと思った。思ったのに
その確証を得る前に、、
わたしは床に転がった
結子さんの影がまとわりつくこの部屋で ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています