>>684
(先程までとは様子が変わったこちらに秘書の気も少し緩んだのか
これまでの経緯を淡々としながらも、どこか悲しげな口調で説明する姿に心は動かされかかるが)
知っているよ。君が秘書になるためにどれだけ頑張ったか。
そして、秘書になってからもどれだけ頑張っているかは。だから、私も君を抜擢したんだ。

(しゃがみこんで床を見ている紗友の頭を優しい目で見つめていると)
事情も分かった。それはとても辛いことだろう。
でも、もしバレたら管理能力が問われて非常にマズい立場になる。
今の時代はネットからバレるかもしれないし、そんなスキャンダルが一般人にと知られたら、私も君も終わりだ。

(ふとした考えが頭をよぎり)
どうだ?君の借金を私が肩代わりしてあげよう。
君が一生かかっても返せるかどうかの額だ。
私にとってもかなり大きい。条件として君は私の愛人になる。
どっちみち風俗で働くことまで考えたんだ。
知らない男たちに抱かれるより、まだ悪くない話だとは思うが…。
(馬鹿な話だとは分かっていても、双方にとっても悪い話ではないと思い、とりあえず語ってみゆ)