(ホテルの最上階にある格式の高そうなドアを開けた特別室の中に入り)
どう?たまにはこういう場所もいいでしょ?

(腕を組んだまま部屋の奥の窓へと進み、広がる夜景を少し眺めなてから)
窓からは街の夜景も見下ろせて綺麗だし、朝は街の向こうにある海から昇る朝日も見られるんだって。

(ちらっと紗友の横顔を眺め、顔を近づかて唇にそっと口づけをすると)
さーてと。外寒かったから何か飲もうかなあ。

(身体を翻して持っていた紙袋をガラスのダイニングテーブルの上に置き)
その中にね、ショートケーキとシュークリームとモンブランとレアチーズケーキが入ってるから好きなの食べていいよ。
俺はコーヒーにするけど、紗友はどうする?
(ポットに水を入れて沸かし始める)