(紗友と手を繋いで古い木製のドアを開け、大きな窓から月の光だけが挿し込む薄暗い部屋に入って)
今日もお疲れ様。今週もまだ2日残ってるけど元気はまだまだ残ってる?

(そのまま窓辺へと歩いていき、外に広がる海を眺め)
もう夏も終わりだから、一緒に海を見ておきたかったんだ。
運がよかったらクジラが見えることもあるらしいんだけど…。

(しばらく水面を探し続けるも、諦めたように隣の紗友の顔を見ると)
残念。そう簡単には見えないかな?
(月の光に照らされて神秘的な雰囲気を漂わせているその横顔に吸い込まれるように唇をチュッと当てる)