>>33
(エスコートされるように森さんに手を預けると、少し大人びた雰囲気に自然としおらしくなって)
素敵なお部屋に連れてきていただけて嬉しいです。

きゃっ、お礼を言うのは私の方で……んんっ。
(不意に抱き寄せられると、顔を赤くして恥ずかしそうに目を伏せ)
(唇が触れると、ふわふわした感覚に甘えたような声が漏れる)

っ……待って、ずるいです。
最初からこんなにドキドキさせられちゃったら、心臓もたない…。
(離れたあとも落ち着かない心臓を抑えるみたいに両手を胸元に置くと深呼吸して)