自信あるもん。あったんだけど…。
(反論されると少し口ごもりながら目を逸らし、抱きしめられればそんなことも忘れて嬉しそうに腕を回す)
翔真くんが挽回?……きゃあっ。
(一瞬にして視界が変わり、天井を見上げる形になると、咄嗟のことに何も出来なくて)
えっと…どうやったら。
うーん……可愛いって、いっぱい言うとか?あと、頭撫でたりとか、そういうのかなと思います。
(質問に少し考えを巡らせてポツポツと答えると、途中からただのおねだりみたいに思えて、声が小さくなる)
んっ…、あ……ん、ぅ。やっ……あ、や、まって。も……んっ。ばかあ。
(見下された状態でキスを繰り返されれば、気持ち良さにどんどん力が抜けて)
(だらしなく緩んだ表情になっていくのが自分でも分かると、恥ずかしさに顔を背けて悪態をつく)
もう。この弱点言うんじゃなかった。
(顔を背けたまま悔しそうに呟くと、もぞもぞと脚を動かしながら横目で翔真くんを見上げ)