(紗友が何とか閉じようと必死になっている脚をどうにか広げると、一仕事終えたように息をつき)
俺の下でバタバタしてて邪魔だったからね。
だから、こうでもしないと脚おとなしくしてくれないだろ?
(喜々とした表情で紗友を上から見下ろすと)
言わないと分からないから優しさで聞いてあげたのに、優しいから弱点には触れないようにしようとしてあげたのに…。
紗友はどうしても素直になってくれないんだね。
(手を伸ばし、手のひらで脇を撫でてから、そのまま腰へと動かしていき)
どう?頭以外に撫でてほしい場所はある?
今なら言ってくれればしてあげるし、3つ数える間に言わないと、この先、頭以外どこも撫でてあげないからね。
(くすぐるように指先を腰に滑らせながら)
さあ、どうする?してほしい場所
があったら全部言って。
いーち、にーい…。
(楽しそうに声を弾ませて数を数える)