(ゆっくりとベルトを外してからエプロンの上に置くと)
さすがはお嬢さんだな。処女のくせしてここで生きてくなんて、ウサギが獣の群れに飛び込むようなものだぜ。
(真っ赤になった顔が可愛くて、軽く笑みを浮かべ、探偵の肩の上に手を置き)
この街だけじゃなくても男と女はいくらでもそういうことはしてるよ。
ときに愛がなくてもそういうことをする男女も多くいる。
でも、君にはそんな覚悟はないんだろう?
しょせんは君は上流階級という狭い順籠でしか生きられない小鳥なんだ。
(膝を曲げて目線の高さを合わせると、優しく諭すように)
本来だったら君はとっくに魘われて処女を失ってたんだぜ。
好き勝手に身体を蹂躙されて、俺のチンコをしゃぶらされて今頃屈辱で涙が止まらなくなっていたかもしれない。
そんなことできないだろう?さあ、家へとお帰り。
(ぽんぽんと叩いてから、歩いてカウンターの中に戻ろうとする)