>>546
隠れ家ですから。
普通の所だとつまらないですよね?
それに、森さんにも似合うと思って選んだんですよ?
(ドアの前で振り返って微笑むと、ゆっくりと開いて中へ促す)

うん。普通です。
ただ、あまり人が来ないだけです。
だから、森さんが私に意地悪されても助けとか来ないですからね。
(悪戯の続きみたいに少しだけ怖がらせようと森さんの顔を見上げて)

(ソファーに座り、渡されたメモに目を通すと字を目で追っていくうちに少しずつ顔が赤くなって)
(ぱたんとメモを閉じると、恥ずかしそうな顔で横にいる森さんを見つめる)
っ……なんか、これすごい契約じゃないですか?

(少し考えるように口ごもってから、目線を落として小さな声で)
……いい、ですよ。承認します。
でも、森さんばっかりずるいので、私からも今度提案するので聞いてください。
今は、まだ頭回ってなくて上手に言えないから、ちゃんと改めて提案します。

それに意地悪判定はできなくても、意地悪っていうのは禁止じゃないですもんね?
だから、言わせてもらいますけど…やっぱり森さんは意地悪です。
(上下関係を結ばれた気のする契約に恥ずかしさと、ゾクゾクした気持ちに困惑して、拗ねたような視線を向ける)