(紗友さんが脚を曲げると捲れかかっていた裾が大きく捲れて)
だから、今はその善良な市民ぶってる人が危険なんです。
(そこに目を奪われ、紗友さんの脚の動きをそのまま追いかけながら)
本当ですか？でも、契約は承認したんだから、絶対に従ってもらいますから覚悟してください。
(こちらから少しでも逃げるような仕草を咎めるように)
残念でした。その手には乗りませんよ。
やっぱりそういう駆け引きをするんですから、紗友さんが善良な市民とら思えません。
これから拷問でもして、本音を吐いてもらいましょうか。
何か拷問に使えそうな物は…
あ、これは拷問であって、意地悪ではないので悪しからず。
(立ち上がってから紗友さんに言うと、部屋の中を再び探し始める)