(少しだけ重くなった目で累に視線を返し)
でもまだ大丈夫
というか、うん、累が眠くなるまで今日は起きていよう
(腰に置いていた手で鮮やかに深い紺色のワンピースのボタンを上から一つずつ外しながら)
時岡の言葉と俺の言葉
俺はバーチャルな環境を最大限に活かし観覧車の中にベッドを配置するほど自分都合な男って事、って何言ってるか分かんなくなってきた
て、今うなじにキスしたんだぞ
そこは、で?じゃなくて、あん。だろ
(冗談ぽく言ってからまた口を寄せ、今度は吸い付くようにキスをし、ワンピースのボタンを胸下まで外す)
答える…?……ああ、俺のパンツの事か
穿いてないに決まってんじゃん