>>193
(大きな黄色い月を見ていると、モヤモヤした気持ちも吹き飛んで)
ごめん。でも、もっと紗友を喜ばせられたかもしれなかったと思うとどうしても自分に腹が立って。

(肩に紗友の頭が預けられると胸がドキドキしてくるのを感じながら)
紗友にはいつでも最高に幸せでいてもらいたいからね。

(手を伸ばして紗友の肩を抱いていき)
うん。その代わりにあとで毛布持ってくるから、今夜はここでくるまって寝ちゃおうか?
ここなら朝になったら太陽の光で必ず目覚めるだろうし、ちょうどよくない?

(月明かりにて羅される紗友の横顔に見惚れながら)
そうだね。俺も紗友と見れて本当によかった。
次のイベントは何がいい?コスモスを見に行くかきのこ狩りや栗拾いにする?

(ぼーっとした表情で幸せにひたっていると)
ん…?

(お団子を食べ終わった紗友が突然立ったので、紗友がどこかに行かないか急に不安になり、慌てて紗友を目で追いかけて)
急にどうしたの?何かあった?

(前に立つと少し安心したように紗友に少し甘えるような声で話しかけ)
ん?ん…?
(不意にキスされると目を丸くして、紗友のされるがままになり)
まったく…。今夜の紗友は俺をヤキモキさせてばかりで、すごくズルいと思う。
だから、最後ぐらいは…。

(紗友の背中に手を回して身体を引き寄せて強く抱きしめながら)
紗友…大好きだよ。離さないからね。
(紗友の肩に頬をつけながら耳元で囁いて)
今夜はこのままここで寝よう。朝までずっと一緒だからね。
(紗友を力いっぱい抱きしめ続ける)