そうですね。
何でもできちゃうので、翔真さんのしたいことも私のしたいことも試せるといいなって思います。
(翔真さんの隣を歩きながら、少しはにかんだように笑って)
きゃっ、もう……大袈裟です。
私のほうがたくさん幸せにしてもらってます。
(室内に入るなり、抱きしめられるとびっくりしながらも嬉しそうに応えて)
(少しの間、腕の中で恥ずかしそうに翔真さんの顔と胸の辺りを交互に見やる)
(意を決して、背伸びをすると柔らかな唇を唇に重ねてからすぐに離し、真っ赤な顔で見上げると)
……っ、好き……です。
(言い終わると同時に頬を翔真さんの胸板に添えるようにして、顔を隠して)
…嘘じゃないです。焦らしたかったけど、今までもいっぱい自分から言いかけていたので…もう、我慢できなくて。