えっ、貸し切りなの?すごいです。わあ……!
(翔真くんの言葉に驚いて顔を見つめると、目を輝かせてカフェを仰ぐ)
いいの?ありがとうっ。
えー…どうしよう。たくさん悩んじゃうかも……。
(嬉しさに綻ぶ口元を隠しきれずに、店内を見回しながらソファーへと進み)
(隣に腰掛けると、甘えるように体が触れるくらいの近さでメニューを受け取る)
んー……紅茶にしたいところだけど、寝る前だもんね。
ホットの柚子茶にします。
あと、ケーキ……苺食べたいでしょー?でも、秋だしモンブラン…あ、ガトーショコラも好き。
翔真くん、どうしよう。選べないです。
(メニューをパラパラと捲り、思案を続けるけど決められなくて)
(困ったような笑顔で翔真くんを見つめる)
翔真くんが食べるの手伝ってくれるなら、3つ頼んじゃうのに。