>>286
【書き出しありがとうございます。
性格等は雰囲気でしてみますね。こちらも何かあれば教えてください。】


(スマホの画面と店名を見比べて、ここが噂の喫茶店なことを確認する)
(手当たりしだいに探した初めての依頼だったけれど、どうしても手掛かりが掴めなくて)
(背に腹は替えられない気持ちで重たいドアを押し開ける)

……オレンジ…いえ、コーヒーをお願いします。
(店内には一人だけの男性。彼がきっとマスターで、思いの外、普通の店主にしか見えない彼に少し警戒しながらも注文する)
(白いブラウスにダークグレーのフレアスカート、小さな鞄はどれもシンプルだが質の良さそうなもので)
(まだ苦労をあまり知らないお嬢様暮らしが抜けていない様子で、ぎこちなくカウンターの席に腰掛ける)

誰もいないみたいね。都合がいいです。
ねえ、あなたが噂の情報屋さんでしょう?
教えてほしいことがあるの。
(姿勢を正して、じっとマスターを見つめると静かな声で淡々と話しかける)

ある女性の居場所なのだけれど、そういうのも管轄内かしら?
もちろん情報分のお代はお支払する予定だから安心してね。
(客なのだからという少し偉そうな態度で、飲み物と同じように注文を通そうとして)