(部屋に入るなり、いきなり背中に紗友の温もりが伝わってきて、突然の出来事に胸がドキッとして)
大丈夫。甘やかしてくれるのはいいんだけど…紗友の甘やかしは世間一般とは意味が違うみたいだからなあ。
(お腹をくすぐられて我慢できずに身体をくねらせながら笑顔になると)
どれもやってほしいんだけど、最後のやつ。これこれ、これが一番怪しいんだよ。
(耳元で囁かれた言葉にくすぐったそうに身体を竦めさせて)
だったら、紗友がペットになって癒やしてくれるのもあり?
本当は地下の監禁部屋に連れてって首輪付きの紗友に躾をしようと思ったんだけど、時間がないからさあ。
(身体を反転させて紗友と向き合うと)
何でもしてくれると言ったよね?
幸いここにも首輪が幾つも置いてあるから、好きなの選んでいいよ。
(棚に並んでいる何種類もの首輪を指差す)