>>645
(すっかり紗友の思うままになりながらも、そのことに気づかず、紗友が腕の中からいなくなると寂しさを覚え)
そ…そんなことになんかなってないよ。
俺はそんな性癖は持ってないから…。

(紗友に逆らいながらも甘えるような声と顔で紗友を見ながら)
ん…?
(唇に指を当てられると、誘惑されてるような感覚にとらわれ)
ん?ん?この指を舐めればいいの?

(紗友の曖昧な言動にどうしたらいいのか分からず、それが脳の働きを停止させていきながらも)
答え合わせ?だから、さっき言ったことは撤回したはずだって。

(紗友に流されそうな自分の中で何とか理性を保とうとするが)
わ…分かったよ。

(手を掴まれると従うしかなく、ベッドに連れていかれると、黙って服を脱がされていくのをされるがままになり)
紗友…少し恥ずかしいんだけど。

(まるでママに従っている子供のような気分になってきて、肌を赤くさせて)
あっ…。ちょっと待った、いきなりそういうのは…。

(首に唇を当てられると本能的に身体を竦めてから、それが胸元へと伝わっていくと、ゾクゾクした想いになってきて)
俺は紗友のものだって前にも言ったように、わざわざそんなことをしなくても…。

(なんとか反抗して紗友に屈服するのを防ぎながら)
ん…。

(背中を弄られ、胸板を唇で舐められると甘い刺激に酔いそうになってくるが)
紗友…も、もう満足だろ?
俺は全部紗友のだからそのへんで…。
(なんとか微かに残る理性で正気を保とうとする)