(コスモス畑に顔を向けている紗友を見ながら)
残念だけど、それは女性用だから俺がオネエにならないと着けられないよ。
オネエになったら紗友に興味なくなるけど、それでもいいの?
(紗友の意地悪な提案に負けじと帰してから)
うん。あんなに大きな身体じゃないけど大切にしてね。
いいよ。実物見たら想像以上の大きさに邪魔だもと思っても返品は受け付けないから、責任持って置いといて。
(自分も紗友の顔越しにたくさんコスモスの花を眺めて)
そうだね。いろんな花がたくさん咲いててこそ、どの花も綺麗に見えるのかもね。
(ついでに紗友のほっぺにチュッとキスをしてから何事もなかったように前を向く)