えっ……やだあ。
ごめんなさい。そんなこと言わないで。いつでも、好きなようにしていいの。
(翔真くんの言葉に泣きそうな顔になると、小さく首を振って嫌がって)
んっ、んんっ……。
(不安そうに翔真くんの背中を両手で捕まえるようにして、重なる唇を積極的に受け入れる)
(漏れる吐息すら惜しいくらいに求めるように舌を絡めて)
っ………ん。
(どちらのものかも分からない唾液が透明な糸を引いて唇が離れても抱き着いた手は離さないままで)
……ちゃんと、またしてくれるって言うまで、離してあげない…っ。
(顔を隠すように胸元に埋めると、子供みたいなことを言って駄々をこねる)