(片手で顔を隠しつつ、もう片方の手を伸ばし男の手からスマホを払い落とそうとする)
(口の中に指を入れられるとまともに喋れなくなって、男の指を唾液塗れにして)
んっ、んんぅっ…っ!
やらっ、ゃん…っ、くぅ……やぁああっ
(痛みとほんの少し感じ始めた快楽と、カメラを向けられることへの恐怖と)
(色々な感情が綯い交ぜになり、悪夢に魘されたように)
やめてぇ…っ、おねがいします…っ、お願い…っ
いやぁあっ!
やだ、やめてぇっ!触んないで…!
(胸の先端に与えられる感覚はぞくっと背中を伝って子宮の辺りに響く)
(それはナカをより収縮させて男のものをきつく締めつける)
ん、あぅ…っ、うぅ…っ、ん、く…っ
(自分はこんな無理やり初めてを奪われて、感じるような人間じゃないと思いたかった)
(けれど吐息は甘く切なく、時折高い声が零れて)
ふぁっ…、んぁあっ、あ、んっ…!