(少しだけ大人ぶってエスコートして、部屋のドアを開けると指を絡める)
(抱きつきたい気持ちを我慢して繋いだ翔真くんの手の甲にそっと唇を触れさせると微笑んで)
えへへ、会えて嬉しいです。

紗友が手間取ったせいだけど、遅くなっちゃったから……真っ直ぐこっち行こう?
(小さく手招きすると、そのままゆっくりとベッドへ進んで)

(翔真くんを座らせると横に座って、恥ずかしそうに耳元へ内緒話するように空いてる手と口を近付ける)
……あのね、早く寝かせてあげたいとは思ってるんだけどね…。
…ご褒美、いっぱい甘えたいと、いっぱい意地悪されたいの二つねだったら……だめ?