(キスを終えると嬉しさの余り、紗友の顔を覗き込みながら)
ごめん、ごめん。これからは紗友の甘えたいように好きにさせるから…。
(紗友に肩を抑えられると、素直に黙ったまま、紗友を見つめて)
うわっ。
(急に身体を預けられると驚きやがら後ろに倒れていって)
うん。嬉しいし、ありがたいけど…明日は月曜なんだから、あんまり目立つとこにはつけないようにね。
(紗友の唇が気持ちよかったり、くすぐったかったり、ときに首のような目立つ場所には少し不安を感じながらと、
それでも紗友と一緒にいられる幸せに包まれたまま、少し恥ずかしげに顔を赤くして)
うん。ぜーんぶ紗友のでいいから…首とかは見られたら困るから少し控えめでお願いね。
(跨がっている紗友を見上げていると)
しょうがないなあ。紗友が可愛くて良い子だなんて俺はよく知ってるから今さら褒めるなんて少し照れるけど…。
よく頑張ったね。でも、頑張り屋さんなのはいいけど、あんまり無理もしないように。
紗友は俺の大切な宝物なんだから、いつでも笑顔でいて欲しいからね。
(胸元に顔を埋めた紗友の髪をゆっくりと、優しく梳くように指先に絡めて撫でていく)