(部屋に入った途端に抱きついてくる紗友に、待っていたようにこちらからも抱きしめ)
ん?前回の記憶?あー、あのことか。
ごめん。そんなつもりじゃなかったんだけど…。
(紗友の頭に手を置いて、慰めるように髪を撫でながら)
でも、紗友って恥ずかしいことほど思い出したがるクセがあるみたいだね。
(こちらを見上げる紗友にニコッと微笑みながら)
それって本当は好きだからなんじゃない?
だったら、これから撮影会の続きをしてもいいんだけど。
(手をピタッと止めて、紗友の耳元に軽く囁くと)
ん?考えてたことって何?
もしかして撮影会のことだった?
(からかうような笑顔を紗友の顔に近づけてじっと目を見ながら)
俺も今夜は早く寝ようかと思ったけど、我慢できなかった。
俺も紗友と一緒にいられて幸せだよ。
(真剣な顔に戻ると、唇に軽くチュッと唇を重ねてから、そのまま強く押し当てて、舌を伸ばしていく)