(本当の私を見ていない、という言葉に、一瞬だけ身体が硬直。でもまたすぐに歪んだ
笑みを浮かべながら)
ボクくらいまゆりちゃんを理解して、愛して、信じてる男はいないよ? だから今だって
まゆりちゃんにとって最善の事をしてるんだよ。まゆりちゃんがまた、AV界で輝ける
方法を、ね。
(真由香には、分かってしまう。この男には何を言っても無駄だ、と。何を言っても自分の
理想の「まゆり」に変換されてしまう、と)
(寸でのところで唇をかわされてしまう。でもその荒い息は真由香の頬を湿らせて)
うんうん、迫真の演技だよ。これならこのまま配信しても大丈夫だよね。
(再び真由香の背後にまわり、力を込めて抱きすくめて。抱きしめたまま、この部屋に
運んだ箱へと近づいてく。その箱には、こんなこともあろうかと色々な道具やハンディカメラ
などが入っていて)
嬉しいなあ、ボクがまゆりちゃん復帰作の男優かあ。嬉しすぎて、触られてないのに
出ちゃそうだよ、ほら。
(背後から抱きしめながら、腰を動かす。全長20センチの肉棒がズボンの中で充血し、
その膨らみを真由香の背中に押し付けて)