(額に触れるだけの軽いキスで全身が反応してしまうほどまだ敏感になっていて)
(その反面身体だけでなく心まで満たされるじんわりとした温もりに心が痺れて温まる)
はあ…ん、ん、んん……っ
わたしの耕司さん…今夜もとっても素敵でした…わたしの紅に染められてしまいましたね
今夜はそんなつもりなかったのに、可愛くってどうしようもなくて止まらなかったです
わたしも幸せ……あなたのそばにいるときがいちばん…愛しています
(自らの身体をがっしりと支えてくれる逞しい身体と腕に安心しきって体重を預け、頬を撫でながら長く交わされるキスを受け入れる)
えっ、あ…は、はい……
(いきなり現実に引き戻されて、途端に羞恥心が襲ってくる)
わたしが汚してしまうのは絶対絶対、耕司さんのせいなんですから!
(くるんくるんと回転している最中も、恥ずかしさを誤魔化すために少し投げやり気味に訴えて、胸元をぽんぽんと軽く叩いてせめてもの抵抗をする)
一緒に船旅もできたし、喜びを感じる愛おしい夜になりました
ありがとう、耕司さん
今日は早めにおやすみと約束しましたから、そろそろ電気を消して二人でぴったりと寄り添って眠りましょうか
電気はわたしが消しますよ、今夜も寝顔を見せてくださいませ
大好きです、耕司さん